健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間 2000年にWHO（世界保健機関）が健康寿命を提唱して以来、寿命を伸ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を伸ばすかに関心が高まっています。 日本はすでに超高齢化社会に突入していこうとしています。平均寿命は年々伸びてきていますが、健康寿命との差は、およそ9～12年あります。つまり、人生の最後の9～12年間は、治療や介護をうけながら生活していくという現実が、あるのです。

肩こり・腰痛・頭痛・眼精疲労などは多くの場合病気ではありません。（病気が原因のものもある）しかし、その辛さや痛みは、病気に匹敵する場合もあります。その痛みやストレスが健康に与える影響は大きいです。健康寿命を延ばしていくという意味で「未病」の方々の状態を改善していくことが整体院の役割として重要になっていくと考えます。

かたい話をしてきましたが、より楽しく生活していくことが健康寿命の延長につながるのだと思います。楽しく生活するための第一条件は「体調がいい」ということなのです。体調が良ければ、身体もよく動き、頭も冴え、食事が美味しく、よく眠れるのです。

我々（治療家）は症状の改善に最大限努力していきます。しかし、それだけでは不十分なのです。なぜ、辛い状態になったのか、その原因はみなさんの生活習慣の中にあるのです。生活習慣の中の原因を改善しない限り、また同じ状態に戻ってしまうのです。改善のためのアドバイスも身体のプロとして、していきます。ですから、みなさんとの二人三脚なのです。