本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ウオーキングや登山などの運動、あるいは旅行や買い物などでいつもよりも体を動かしたあとには筋肉に疲労物質がたまり、栄養分が足りない状態になります。疲れた体を回復させるには、血液の流れをよくして、体内の隅々まで酸素と栄養分を行き渡らせることが大切です。入浴は体温を上げて血液の流れをよくする効果がありますから、当然、普通にお風呂に入るだけでもリフレッシュすることができます。ここで大事なのが、タイミングです。たとえば、運動で疲れた直後に体を癒すために、まずお風呂に入るという方、いませんか?これはオススメしません。体を動かした直後というのは、筋肉の疲労を取るために、筋肉に血液を一生懸命流したいタイミングです。そのときにお風呂に入ると、皮膚の表面が温まり、末端の血管が開いて、そちらに血液が取られてしまいます。そうすると、筋肉の疲労回復が後回しにされてしまう可能性があるのです。ですから、体を動かした直後の入浴はなるべく避けましょう。30分から1時間あけてお風呂に入ることをオススメします。ただ、運動をしたあとは汗をかくので、汗を流すためにすぐお風呂に入りたいという方もいらっしゃるでしょう。特にスポーツジムなどでは、運動直後に大きなお風呂に入るのが楽しみの一つとなっている方は多いかもしれません。そういう方には残念なアドバイスになってしまいますが、疲労回復という意味では、運動直後はシャワーで汗を流すだけにして、30分から1時間たってから、しっかり疲れを取るために、あらためて湯船に浸かるというのが理想です。
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