本八幡の整体、風の整体院の岩田です。口腔ケアの基本はやはり、毎日のお手入れ、その中心は歯磨きにあります。毎日歯磨きを欠かさないということは、口腔ケアの第一歩と言えるでしょう。「歯磨きは、日に何回行うのがいいですか?」「いつブラッシングをするのが、一番効果がありますか?」口腔ケアについて、最もよく聞かれるのが、この二つの質問です。毎日歯磨きを行うことは当然なのですが、1日に何回がよいかを一概に言うのは難しいことです。それは、人によって適したブラッシングというのが違うからです。中には、1日1回歯を磨くだけで問題がない人もいますし、毎食後磨いていてもなかなか症状がよくならない人もいます。何より大切なのは、回数や時間よりも、それぞれに最もよく合った歯ブラシや方法で、歯垢をきれいに除去して残さないようにすることなのです。つまり、歯垢さえちゃんと取り除いていれば、いつ、何回磨こうが問題はありません。とはいえ、歯垢ができるリスクが高いのは就寝中です。寝ている間は唾液の分泌が減少し、唾液の殺菌作用がパワーダウンしています。このときばかり、細菌の働きは活発になり、盛んに増殖をしていきます。歯垢が作られる危険性は、起きている間の何倍も増している、ということです。このため、就寝前の歯磨きは必須です。人によって、ベストな歯磨きのやり方は違ったとしても、このことは誰にでも共通して言えることです。寝る前のブラッシングで、すでに作られている歯垢を取り除き、細菌のエサとなる糖分や食べカスなどは残さないようにして、増殖を最小限に抑えることが有効です。これをやっておかないと、虫歯菌や歯周病菌の思うツボです。また同じように、起床時の歯磨きも重要です。寝ている間に作られた歯垢は、できるだけ早く除去しておくことです。こうすれば、寝ている間に増殖した細菌を取り除き、キレイになった状態で朝ごはんや水分補給が出来ることになります。
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