本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ビタミンB1、B2をはじめ、ビタミンB群は、糖質、タンパク質、脂質からエネルギーを産生するのに欠かせない栄養素です。そのため、これらが不足すると、エネルギー不足で、疲れやすくなります。また、歯ぎしりしやすくなることもあります。皮膚や消化器官の粘膜の再生をスムーズに行うのも、ビタミンB群の役割です。このため、口内炎の治療にも使われています。また、ビタミンCや鉄とともに、セロトニンやドーパミン、GABAなど脳内の神経伝達物質の生合成にも関わっています。最新の研究では、抗酸化力もあることがわかり、改めて注目の存在になっています。ビタミンB群は、肉や魚に多く含まれていて、良質のタンパク質と一緒に摂取しやすい栄養素です。また、免疫細胞を活性化し、免疫力をアップさせたり、抗ガン作用も発揮することで最近大注目されているビタミンDは、もともとはカルシウムやリンの吸収を助ける、「骨のビタミン」と考えられていました。抗アレルギー作用もあり、欠乏するとアトピーや花粉症のリスクが上がるともいわれます。まだまだ臨床データが十分でない新型コロナウイルス感染症に関しても、「感染のリスクを下げるために役立つ可能性が高い」というのが国内外の専門家たちの一致した意見です。そんな大事な栄養素なのに、日本人9084人の調査では、なんと90.9%がビタミンD不足だったというデータもあります。ビタミンDは魚や魚卵、シイタケなどに多く含まれています。ビタミンDのサプリメントは、良質なものでも比較的安価ですので、うまく活用するとよいでしょう。
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