本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ストレスをためない…これができれば、みんな苦労はしません。たとえ、いま肥満気味な人でも、ストレスを解消するだけで、相当やせることができるはずです。何度も言うように、ストレスと食欲は、それほど密接に結びついているのです。「ストレス太り」という言葉があるように、ストレスがたまると食欲を増やすホルモンがたくさん分泌されるため、食べたい気持ちがガマンできなくなります。食欲が増えるホルモンが脳から分泌されると、自分の気持ちでコントロールがしにくくなります。だから、ストレスがたまると、食欲が抑えられなくなり、結果的に太ってしまうのです。では、ストレスによって増えてしまった食欲には、対抗しようがないのでしょうか?じつは、1つだけ方法があります。「抗ストレスホルモン」をたくさんつくり出せばいいのです。そのためには、次の3つのビタミンをとる必要があります。
1つめは、抗ストレスホルモンの材料であるパントテン酸(ビタミンBの一種)を豊富に含む食品をしっかり食べることです。これが最も重要です。具体的には、レバー類、鶏もも肉、牛ヒレ肉、子持ちガレイ、ニジマス、タラコ、ウナギ、イワシ、納豆、アボカド、サツマイモ、モロヘイヤなどです。
2つめは、抗ストレスホルモンの分泌をよくするビタミンCです。ビタミンCはストレスがかかるほど消耗が激しくなります。ですから、柑橘系の果物やイチゴ、キウイ、赤ピーマン、ブロッコリーなど、多く含まれている食品を欠かさず食べましょう。果物は生に限ります。缶詰はビタミンCが壊れているのでNGです。
3つめは、抗ストレスホルモンをつくる副腎を助けるビタミンEです。ニジマス、ウナギ、ハマチ、子持ちガレイ、タラコ、アーモンド、ひまわり油、サフラワー油、カボチャ、モロヘイヤ、アボカド、にたくさん含まれています。ビタミンEは油に溶けるビタミンです。ビタミンEが多い油を、炒めものやドレッシングに使うと手軽にとることができます。
パントテン酸とビタミンCは体にため込めない成分です。また、コーヒーなどカフェインの多いものや、お酒はパントテン酸を減らしてしまいます。紹介した食品の中で、重なっているものは、特に重要な食品と言えます。ストレスを強く感じたら、まずパントテン酸の多い食品を優先的に食べましょう。食べもので「抗ストレスホルモン」をつくる…これでストレス太りを防ぐことができます。
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