本八幡の整体、風の整体院の岩田です。太る家系だからやせられない…気持ちはわかりますが、これは完璧な誤解です。太るのは遺伝よりも、圧倒的に食生活の影響が大きいからです。たしかに、血縁のある家族なら遺伝的にも体質が似ています。両親や兄弟姉妹が太っていると、つい遺伝の可能性を考えたくなるものです。しかし、夫婦、つまり父親と母親との間では血縁関係はありません。当然、両親の体質はまったく違ってきます。にもかかわらず、家族全員が太っているというのは、どういうことでしょう?考えられる理由は1つです。家族そろって、「太りやすい食生活」をしているからに違いありません。家族全員が、毎日一緒にカロリーオーバーの食事をとっているということです。長年カロリーオーバーを続けていれば、本来はやせ体質の人でも、おのずと体重は増えてしまいます。太るのは遺伝ではなく、家族で太るような食生活をしていることが原因です。ところで、あなたの周りに、スリムな人と太っている人が交じっている家族がいませんか?たとえば、姉はスリムなのに妹は太り気味、妻は細身なのに夫はお腹がポッコリ出ている、というような家族です。家族なら、毎日似たような食事をして、同じようなカロリーをとっているはずです。にもかかわらず、体型に違いが起きるのはなぜでしょうか?その理由は、じつは「食事以外からとるカロリー摂取量の違い」にあります。食事以外でのカロリーとは、おやつやお酒、おつまみ類です。おやつやお酒、おつまみといったものは、食べたことそのものを忘れやすいのです。忘れていなくても、少なめに考える傾向があるのです。食べたことを忘れていたり、たいした量を食べていないと思っているわけですから、実際は相当なカロリーを摂取しているのに、そのことに気づけません。家族で同じように食べているのに、体重差が出てしまうのは、きちんとした理由があるのです。けっして遺伝のせいではありません。
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