本八幡の整体、風の整体院の岩田です。食べながら、カロリーを燃やす…その秘訣は「タンパク質食」にあります。タンパク質を多く含むのは、肉や魚、卵、牛乳、乳製品、大豆、大豆製品などの食品です。これらタンパク質を多く含む食品をしっかり食べるだけで、無理なく「カロリーを燃やす体」になります。タンパク質には、食後に体温を上げてカロリーを燃やす働きがあるからです。食事で、タンパク質をしっかりとると、体温が自然と上がります。この上がった体温がカロリーを消費している証拠です。カロリーは体温として発散されてしまうので、ムダに体にたまることはありません。では、朝昼晩の3食で、タンパク質を多く含む食品をまったく食べないと、どうなるでしょうか?たとえば、朝はトーストとコーヒー、お昼はおにぎりと野菜サラダ、夜はおそばで軽く済ます…。特にダイエット中の女性は、こうしたメニューで1日をすごす人もいるようです。「やせたいからお肉は避ける」という人は、けっして珍しくありません。ただ、結論から申し上げると、タンパク質をとらないと、かえって太ります。タンパク質をとらないと、いくら食事をしても体温が上がりません。食べ物のカロリーが体温として消費されないためです。使われなかった余分なカロリーは、脂肪になって体にたまってしまうのです。しかもタンパク質がないメニューは、ご飯や麺、パンといった炭水化物ばかりです。炭水化物は消化の早い食品ですから、胃腸から素早く吸収されてしまいます。すると空腹感がすぐにやってくるので、ムダな食欲を呼び込んでしまうのです。タンパク質を食べない…これが太る原因なのです。そもそも、タンパク質は体に必要な栄養素です。毎日一定量を食べ続けなければ、健康な体を維持することはできません。一定量のタンパク質を確保するためには、毎食、適度に食べる必要があります。では、1日にどれだけの量の「タンパク質食」を食べればよいのでしょうか?たとえば、卵1個、豆腐1/3丁(約100g)、豚肉薄切り4~6枚(約100~150g)、鮭の切身1切れ(約100g)です。これらの合計は両手に1杯乗るぐらいが目安です。手を目安にしているのは、体の大きさに合わせて手の大きさが変わるからです。つまり、体格に合わせて手の大きさが変わるので、体格に合った量が簡単にわかるのです。これにプレーンヨーグルト100gと牛乳コップ1/2杯(100~200ml)をプラスしましょう。タンパク質を含む食品の多くは、脂肪を含んでいます。肉や魚などを食べると、タンパク質と同時に、脂肪を食べることになります。タンパク質と脂肪は、消化に時間がかかるため、食べたものが長く胃腸にとどまります。じつはこれが、やせるためにはプラス効果を生みます。つまり、胃腸に食べ物が長く存在すると、ムダな食欲が自然と消える…。だから、タンパク質をしっかりとると、かえってやせるわけです。
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