本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。子供の成長や骨粗鬆症の予防・改善に欠かせない「カルシウム」。しかし、から摂ったカルシウムが体内に吸収されるのは20~30%程度と少なく、ふだんから意識的に摂っているつもりでも、不足しやすい栄養素です。実際、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」をみると、推奨されているカルシウムの1日の摂取量は650~800㎎に定められているのに対し、平均摂取量は517.3㎎と、推奨量に達していません。カルシウム豊富な食品といえば、牛乳やチーズなどの乳製品が知られています。吸収効率もよいため、手っ取り早くカルシウムを補給するには乳製品がといえますが、なかには脂肪分が気になる人や、乳製品が苦手な人もいるでしょう。栄養バランスからいっても、多くの種類の食材からカルシウムを摂ったほうが健康的です。おススメしたいのが、「酢」のパワーで食材のカルシウムを増やす簡単ワザです。たとえばシジミの味噌汁をつくるときは、少量の酢を水に加えて煮ます。すると、シジミの貝殻に含まれているカルシウムが酢と反応して煮汁に溶け出し、カルシウムの量を3倍にも増やすことができるのです。味噌汁(1杯)の場合、加える酢の分量は水1カップ(200ml)に対して小さじ1~2杯程度でOKです。この程度ならツンとした酢の味はまったく気にならないです。この方法は、鶏の手羽先や手羽元などの「骨付き肉」でも応用できるほか、酢に限らず、梅干しやレモンなど酸味のある食材を使うことで、同様の効果を得ることができます。手羽先の梅煮、アサリの梅風味スープ、アジやなどを骨付きのまま揚げてレモンマリネにするなど、工夫次第でさまざまな料理にアレンジできます。酸っぱパワーで、不足しがちなカルシウムを補いましょう。
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