本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。魚の油に含まれる健康成分「DHA」に注目が集まったのは、1980年代後半のことです。DHA(ドコサヘキサエン酸)が人間の脳や網膜などの神経系に豊富に含まれていることから、とりわけ成長期の子供の脳に役立つ「脳の働きをよくする成分」として脚光を浴びました。現在も、EPAと並んで健康効果の高い成分として広くされているDHAですが、「脳によい」だけでなく、じつは抜け毛予防、白髪予防に効果があることをご存知でしょうか?栄養成分の効果について説明する前に、まずは抜け毛・白髪の原因について触れておきます。まず、男性の薄毛の原因は、加齢によって男性ホルモンが減少することにあります。ホルモンが減少すると、毛根の生まれ変わるサイクルが遅れ、毛がしっかり生長する前に抜け落ちてしまいます。これが薄毛の大きな原因です。一方女性の場合は、加齢によって毛根が衰え、髪の一本一本が細くなったり、ハリが失われたりしてボリューム感がなくなり、結果として薄毛に見えてしまうことも多いです。それぞれ薄毛の原因は異なりますが、男女とも毛髪の健康には「毛包」が深くかかわっています。毛包とは、毛根を包み込んでいる細胞で、発毛を促す役割を担っていますが、DHAには、毛包の働きをスムーズにするあることがわかっています。では、毛包の健康を保つDHAを多く含むのは、どんな魚でしょうか。可食部100g当たりのDHA含有量で比較すると、1位がクロマグロ(脂身)の3200㎎、2位はサンマ(皮なし刺し身)の2800㎎、3位がブリの1700㎎です。旬の時季にはも豊富に含まれるので、旬をしながら積極的に食べて「育毛」しましょう。
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