本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。いまや生活に欠かすことのできないスマートフォン。しかしスマホの使い過ぎによって起きる現代病「スマホ老眼」が若年層にも広がり、問題になっています。「スマホ老眼」といっても、加齢によって起きる症状とは異なります。加齢による老眼は、レンズの役割を果たす水晶体が弾力を失い、近くのものにピントが合わなくなる状態のことです。それに対してスマホ老眼は、長時間、スマホ画面を見続けることで、近くにピントが合ったまま戻りづらくなる状態のことです。近距離を見るときに使う「毛様体筋」を酷使することで、一時的に「近視化」してしまうのです。さらにブルーライトの影響や、パソコンより小さい画面を見ることで目に疲労がたまり、かすみ目、ショボショボ、ドライアイなどの不調も起きやすいです。スマホに限らず、毎日パソコンを使っている人も、眼精疲労は知らず知らずのうちにたまるので注意が必要です。疲れ目によいといわれる食べ物では「ブルーベリー」がよく知られていますが、これはブルーベリーに含まれるポリフェノール「アントシアニン」が、網膜へと栄養を運ぶ毛細血管の働きを促す作用があるからです。しかし、目のためにブルーベリーを大量に摂るのも、なかなかたいへんです。そこで、「目のビタミン」といわれる「ビタミンA」を食事で積極的に摂るといいです。ビタミンAは、レバー、ウナギ、卵など動物性食品によく含まれています。また、体内に入るとビタミンAとして働く「カロテン」は、ホウレンソウ、ニンジン、カボチャトマトなど緑黄色野菜に多いです。それ以外では、ナッツやアジやサバなどの青魚を摂るのもおススメです。ナッツなどのビタミンEは白内障の予防に、青魚に含まれるDHAは目の粘膜を保護する働きがあります。
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