本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。日本人の寿命が長いのは「粗食」が理由だといわれてきました。しかし近年では、老年になっても肉を好んで食べる人が増えています。肉は老化防止にも役立ち、積極的に食べる人ほど長生きするという専門家の指摘もあります。実際、日本人がよく食べる牛肉、豚肉、鶏肉は、9種類の必須アミノ酸をバランスよく含む良質のタンパク質といえます。それぞれの栄養の違いを知って、健康的に取り入れたいものです。まず、スタミナ不足を感じたり、エネルギーを多く摂りたいときは牛肉がおススメです。牛肉は、豚肉や鶏肉と比べて水分量が少ないぶん、脂質を多く含んでいます。カロリーも高いため、パワーをつけたいときにはピッタリです。さらに牛肉には、豚肉や鶏肉の3~4倍もの鉄分が含まれています。鉄分は、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」の2種類ありますが、牛肉のヘム鉄は、非ヘム鉄と比べて体内への吸収率も高いです。貧血の予防・改善に食べるなら、鉄分を多く含む赤身肉を選ぶのがポイントです。一方、お酒をよく飲む人、炭水化物や甘いお菓子が好きな人は、ビタミンB1、B2を多く含む豚肉を食べるといいです。とくにビタミンB1は、牛肉や鶏肉の5~10倍も含まれています。ビタミンB1は、糖質(炭水化物)の代謝に必要な栄養で、米などデンプンから多くのエネルギーを摂取している日本人にとっては欠かせないビタミンです。疲労回復にも役立つので、激しいスポーツをしたあとに食べるのもおススメです。鶏肉は、牛肉や豚肉と比べて低カロリー、高タンパクな食材で、ダイエット中のタンパク源補給には最適といえます。しかもエネルギーの4割は皮に含まれているので、皮を除いて調理すれば、さらにカロリーを落とすことができます。鶏肉のレバーには、皮膚や粘膜を守るビタミンAも豊富に含まれています。粘膜を乾燥から守り、ウイルスなどの侵入を防いでくれるので、風邪の予防にも役立ちます。
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