本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。沖縄ブームとともに人気が高まっているゴーヤ。人気の秘密は、ビタミンA(カロテン)、ビタミンB1、ビタミンCなどのビタミン類やカリウム、食物繊維など、体を守る栄養素が多く含まれているからです。とくに豊富なのが、100g当たり76㎎を誇るビタミンCです。これはレモンの約1.5倍、トマトの5倍にあたり、日焼けや肌荒れが気になる夏にピッタリの野菜といえます。そのゴーヤ、最大の特徴が独特の苦味ですが、苦味のもとはゴーヤからはじめて発見された「モモルデシン」という栄養成分です。胃を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果があります。とはいえ、あの苦味だけはちょっと…という人も多いのではないでしょうか。そこで、苦味の少ないゴーヤの選び方を紹介します。どれが苦いゴーヤか見分けるポイントは、「緑色の濃さ」と「イボの大きさ」です。店頭のゴーヤにはさまざまな色・形をしたものが並んでいますが、このなかで緑色が濃く、表面のイボイボが小さいものは苦味が強いとみていいでしょう。それに対して、薄いグリーンでイボが大きいものは苦味が少なく、食べやすくなっています。緑色が濃く、イボが小さいゴーヤは、成熟前のゴーヤです。子孫を残すために強烈な苦味を出して身を守っています。成熟するにしたがって皮のグリーンが徐々に薄くなっていき、完熟すると黄色に変化します。ゴーヤに含まれるカロテンは、疲労回復に効果的栄養素で、油と一緒に摂ることで吸収率がぐんとアップします。沖縄料理の大定番「ゴーヤーチャンプルー」は、理にかなった調理法なのです。
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