本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。ねこ背の人は、背中が丸いことによって、常に肩こりや背中の張りに悩まされています。姿勢が悪いのを気にして、頑張って治そうとしている人もたくさんいることでしょう。しかし、遺伝的に骨格が丸い場合は、いくら姿勢を治そうとしても治りません。ですから、骨の形まで無理をして治さなくてもいいのです。しかし、遺伝的にねこ背でないのに、日々の日常生活習慣が悪いせいで、ねこ背になってしまっている人は生活習慣を改善していかなければなりません。そもそも、よい姿勢とはどういう姿勢なのでしょうか?すらっと背筋が伸びていればいいのか?そんなことはありません。よい姿勢とは体の軸が取れて、体の力が抜けた状態です。これを武道では「自然体」と呼んでいます。胸を張り、体を硬直させた姿勢がよい姿勢ではありません。よい姿勢とは体の力が抜けて、どの方向にも瞬時に動ける姿勢なのです。だからといって、力を抜きすぎて、だらっとねこ背になった姿勢がいいかというとそうでもありません。要は体の軸が取れているかどうかが非常に大切になります。では、どうしたら、体の軸が正しく取れるのでしょうか?そのやり方は、操り人形のように頭の上から糸で吊り下げられている状態をイメージすることです。じつは、これだけでOKです。胸を張ったり、顎を引いたりどこかに力を入れていい姿勢をとろうとすると、それではかえって体が疲労してしまうので、一向にいい姿勢になりません。ポイントは、意識を頭の上におき、1センチぐらい軽く引っ張られている状態をイメージすることです。このイメージがしっかりできると、胴体の真上に頭がバランスよく位置するので、肩こりや背中の張りはかなり楽になります。
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