お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。便秘になると、幸福物質の「セロトニン」がつくられなくなるということも問題です。私たち人間の、うつや幸福感に関わるセロトニンやドーパミンなどの幸福物質・快楽物質は、じつは、その95%が腸壁でつくられていて、脳内からの分泌量は残りわずか数%にすぎません。うつ病の人は、そうでない人に比べて、脳内のセロトニンの分泌量が少ないことが知られていますが、じつは、その大元は「腸」なのです。腸と脳は自律神経を介して密接につながっており、便秘などによる、うっ滞で腸内環境が悪くなると、脳内でのセロトニン分泌もストップしてしまいます。便秘というのは、いわば腸壁の慢性炎症ですから、便秘になると、腸壁でセロトニンをつくる働きもガクンと低下してしまいます。すると、当然、腸でも脳でも、幸福物質のセロトニンの分泌が低下してしまいますから、結果、気力の低下、やる気の低下、ひいてはうつ症状などをはじめとするメンタルの不調を招いてしまうというわけなのです。「細胞の生命力」を強くする栄養素やエネルギーだけでなく、やる気、気力など「メンタル」を左右する幸福物質である「セロトニン」の95%までもが、「腸」でつくられています。
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