お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。意外な骨粗しょう症のリスクとしてあげられるのは、過度の紫外線対策です。最近はメラノーマ(悪性黒色腫)などの皮膚ガンをはじめ、シミ・シワなどを防ぐため、紫外線を可能な限り避けようとする人が急増しています。日向を避けるのはもちろん、UVカットクリームを顔にしっかり塗ったうえで、冬でも日傘をさしたり、つばひろの帽子をかぶったりするなど、過剰なまでに紫外線対策をしている人が目立ちます。しかし、徹底的に紫外線を避けることは、骨量を減少させ、骨粗しょう症予備群の道へと突き進むことになります。というのも、体内のビタミンDの80%は紫外線によって皮膚で生成されるので、カルシウムの小腸などからの吸収や骨への沈着が妨げられてしまうからです。食事からとるビタミンDより、紫外線によるビタミンDの方がはるかに多く、適度に紫外線を浴びることは、骨の健康に欠かせないのです。日本はオーストラリアやニュージーランドなどと比べると、日光浴でメラノーマなどを発病させるリスクは100分の1くらいしかありません。過剰なUV対策は必要ないと言えるでしょう。
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