お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。女性ホルモンのエストロゲンが減少する更年期には、骨量が急減します。閉経以降の女性の骨量は、男性に比べ20~30%も低くなり、骨粗しょう症のリスクが高まります。一方、カルシウムのサプリメントを摂りすぎると、血管の石灰化を招き、心筋梗塞や脳卒中の発症リスクを高めるという報告もあります。サプリメントに頼るよりも、乳製品や小魚、海藻類、小松菜などカルシウムの豊富な食べものを早い段階から積極的にとって、骨量の減少をできるだけ食い止めたいものです。カルシウムを効率よく摂るにはタイミングも重要です。骨は新陳代謝を繰り返していて、日中に古くなった骨が壊され(骨吸収)、日が暮れると新しい骨がつくられます(骨形成)。夕食時に、骨形成に必要なタンパク質やマグネシウムと一緒にカルシウムを摂ると効率的です。
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