筋トレ+有酸素運動

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。筋トレ+有酸素運動は、毛細血管を増やすもっとも有効な方法です。筋トレと有酸素運動をあわせて行うことで、筋肉細胞が酸素を大量に欲するため、それに応えて新しい毛細血管が生み出されるのです。ハーバード大学などの研究では、運動をしている人は、成長ホルモンの分泌が高いことがわかっていますが、やはり軽い有酸素運動だけでは不十分です。筋トレなどの無酸素運動をプラスすることで、筋肉が傷ついて乳酸が出て、それが信号となり、成長ホルモンがたっぷり分泌されるのです。その効果は数時間にわたって持続します。成長ホルモンは寝入りばなのノンレム睡眠時にもっとも分泌されるので、18時頃に筋トレをして、午前0時までに眠ると、成長ホルモンの効果がさらにパワーアップします。眠っている間に体のメンテナンス促され、筋肉や骨が強化して疲れにくい体になります。また、性ホルモンの元になるDHEAも、ある程度の筋肉がつくと増えることがわかっています。時間のないときは、5分筋トレ+15分ウォ―キングでもOKです。筋トレによって成長ホルモンが出ている間に、15分以上ウオーキングなどの有酸素運動をすると、脂肪がエネルギーとして使われやすく、効率よく脂肪燃焼ができます。筋トレと有酸素運動を繰り返すサーキットトレーニングはベストです。成長ホルモンは、肝臓でIGF-1(インスリン様成長因子-1)に変換されますが、これが脳の神経細胞に働きかけて、海馬の神経細胞を増殖させます。海馬は記憶の中枢なので、記憶力や学習能力も上がります。筋トレは脳トレでもあるのです。