筋トレの必要性

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。ウォ―キングなどの有酸素運動をやっていただけでは筋肉量は増えません。このため、ウォ―キングだけをやっていて筋トレを行っていないとなると、毛細血管やミトコンドリアは増えても、筋肉のほうは細い状態のままということになります。こうした状態では、エネルギーの生産力をうまく引き上げていくことができないのです。たとえば、ミトコンドリアを工場、毛細血管を原料輸送のパイプライン、筋肉を会社の工場の敷地だとしましょう。工場の数もだいぶ増えてきたし、輸送パイプラインの数も増えてきた。なのに、肝心の工場の敷地が狭いままだったらどうなると思いますか?設備がよくなってきても、ぎゅうぎゅう詰めのような狭苦しい環境ではなかなか生産力を高められません。要するに、ウォ―キングなどの有酸素運動だけに頼っていると、筋細胞がそういうアンバランスな状態になってしまう可能性が高いわけです。ですから、有酸素運動に加えて筋トレも行う必要があるのです。筋トレによって筋肉という敷地面積がグッと広がってくれば、「増えたパイプライン=毛細血管」や「増えた工場=ミトコンドリア」がその威力をより発揮できるようになってきます。たくさんの輸送パイプラインから送られてくる酸素を使って、たくさんの工場がどんどんエネルギーを生産していくようになるでしょう。そういう形で筋肉において「エネルギー増産システム」がいい流れで稼働していくのが理想であるわけです。