50代からは筋トレ

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。年をとると筋肉が目に見えて衰えていきます。とりわけ50代以降は、筋肉と関わりがある男性ホルモンが減少し、それにともなって筋肉が衰えやすく、量も減っていきます。免疫力の増強・維持はアミノ酸がサポートしていますが、なかでも分量的に多く、重要なアミノ酸「グルタミン」は筋肉中に存在しています。筋肉が減少するということは、免疫を担う一要素であるグルタミンの貯金がなくなることですから、免疫力も低下します。寝たきりや要介護にならずに健康寿命を延ばすためには、50代から骨や筋肉の機能維持・向上につとめる必要があります。とくに、下肢の筋力(筋量)が健康寿命を大きく左右します。それは、足腰を強くするだけの意味合いにおいてだけではありません。筋肉を強化・維持することが、そのまま免疫力の増強・維持につながるからなのです。50代からの「老いない体」づくりは、まず、自分の体と丁寧に向き合うことから始まります。精度の高い「体組成計」で定期的に体脂肪率と筋肉量をチェックするなど、自分の体を知ることが必要不可欠です。