「焼く」「揚げる」より「ゆでる」「蒸す」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。AGEs(終末糖化産物)の量は、調理の方法によって違ってきます。油を使って高温で加熱した揚げ物、炒め物は、AGEsの値が高くなっています。AGEs値が高いか低いかは、コゲ目、焼き色の強弱を目安にします。魚は焼き魚より煮魚や刺身で食べる。肉は、ステーキよりしゃぶしゃぶにする。こうした食べ方の工夫をするだけで、AGEsの心配は減少します。体の酸化・糖化のもとであるAGEsは、食べ物からも体内にとり込まれます。コゲ目がついたり、焼き色がついたりしている食べ物、つまりメイラード反応を起こしている食品から、AGEsが血中にとり込まれて蓄積していきます。メイラード反応が関わる食品でも、みそ、しょうゆ、コーヒーは、AGEsの害に勝つ有用な抗酸化物質が含まれていると考えられています。これらについては、心配ないと思って大丈夫です。清涼飲料水、炭酸飲料、菓子、缶詰など各種加工食品に使われているトウモロコシ由来のフルクトースコーンシロップ(ブドウ糖果糖液糖)は、体内の糖化を進め、きわめて有害です。