お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。同じ食べ物を同じ量だけ食べても、「食べた時間」によって体への作用が変わってきます。胃や腸などの消化器の働きは、体内時計によって1日のなかで変化するからです。そのリズムは、「日内変動」と呼ばれています。午前中、体は食べ物を消化する準備が整っていません。ボリュームのある朝食だと、本来、排泄に使われるエネルギーが消化に回ってしまい、胃や腸に負担をかけてしまいます。したがって朝食はあっさりと軽めというのが大原則です。消化能力が高まる午後は、いわば「やせる時間帯」です。通常、1日のなかでもっとも体が活発になりますから、栄養豊富な食事をしっかりとって、エネルギーを補充します。反対に、夜は「太る時間帯」です。体が栄養素やカロリーを吸収しようとします。通常、夕食が3食のうちで一番ボリュームのある食事になりますが、体は取り込んだ栄養素やカロリーを十分に消費せずに体脂肪に換えてため込みます。だから、夕食はむしろ少なめにしたほうがいいのです。
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