お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。よく言われる腸内細菌ですが、これらは大きく3つに分けられます。それは、善玉菌、悪玉菌、日和見菌です。日和見菌とは、その名の通り、善玉菌が多いときは善玉菌と同じ働きをし、悪玉菌が多いときは悪玉菌と同じ働きをする菌です。そして、この3つの中でいちばん多いのは日和見菌で、全体の約80%を占めます。腸内環境をよくするには、この「80%の日和見菌」にいい働きをしてもらわなければならないのです。つまり、ずっと善玉菌を優位にしておくのが理想です。そうすることができれば、老廃物がすっきり出て、肌がきれいで、痩せやすく、幸福ホルモンとも呼ばれるセロトニンも出やすい、最高の環境をつくれることになります。生まれたばかりの赤ちゃんは90%が善玉菌です。ですが、善玉菌は歳をとるほど、どんどん減って20歳を過ぎる頃には、善玉菌、悪玉菌がそれぞれ10%、日和見菌が80%になっているのです。ちなみに善玉菌の種類は、人によって違い、100種類から1000種類あります。子供の頃、どのくらいの菌の種類を取り込んだかによります。大人になって、自分が持っている菌と同じものを取り込めば増えるので、自分に合ったものを食べるのがいちばんだといわれています。ただ、菌は人それぞれ、指紋並に違います。親や兄弟ともかなり違います。自分が持っている菌を知りたければ、腸内菌解析サービスというものがあるので、調べてみるのも面白いでしょう。
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