たくさん食べなければ、たくさん出ない

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。老廃物を出すには、2通りの方法があります。

①便としてだす。

②汗や尿として出す。

この2つを出す力が弱いと、老廃物が体に溜まります。腸の環境が悪くなるわけですから、「肌荒れ」を起こしたり、汗や尿が出ないことで「むくみ」などになったりします。また、「セルライト」も、老廃物のかたまりだといわれています。老廃物を体の外にすっきり出すことができると、肌荒れやセルライトとは無縁になります。逆にいうと「排泄」がうまくできないと、たちまち老廃物が溜まります。便秘について覚えておいてほしいのは、「たくさん出す」ために、「たくさん入れる」ことです。つまり、たくさん食べないと、たくさん出ないということです。便秘の人は、おやつをよく食べる人が多いです。これは、おやつを食べることによって本来の食事が減っているということです。食事そのものの「カサ」が、快適な排便には必要です。たくさんといっても、無理して食べなければいけない、ということではありません。3食きちんと食べることを心がけるだけです。人は、体に取り入れたものを、自分の有益なものに変えて、その残骸を体の外に便や尿や汗などによって出しています。これは自分の意思ではなく、体が自然にしている「代謝」です。体に入れるカロリーを抑えれば抑えるほど、体が危機を感じて代謝をセーブしてしまいます。自分の体が1日に消費するカロリーを抑えてしまうのです。もちろん代謝が落ちると、消化できる能力もおちてしまいます。発汗量や、排尿の回数も少なくなります。腸の蠕動運動も筋肉によるものです。筋肉が減ると、出すべきものを出す力も減っていきます。排泄も、まず「代謝」を上げることから始まります。ですので、まず3食きちんと食べましょう。