胃は「ストレス」によって一番左右される

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。胃はストレスを受け止める臓器でもあります。ストレスには種類があります。ひとつは自覚しているストレス。「人間関係がつらい」「仕事でプレッシャーがある」といったメンタル面のストレスとも言い換えれれます。もうひとつは無自覚のストレス。「オフィスの冷房が強すぎる」「外が暑すぎる」といった身体面のストレスがこれに当たります。長時間デスクワークをしていると、おなかが張ったり、オナラが出そうになったりすることはありませんか?食後に膨満感があって「消化器官が弱っているかも」と感じることはありませんか?それは、前かがみの姿勢で下腹部が長時間圧迫されているからです。胃腸が押しつぶされた結果正常に働かなくなっているわけです。こういう状態が日常的に続いていて、胃のコンディションが悪化している人に、胃酸の成分を与えたところ、鉄分の吸収率が59%もアップしたという調査結果があります。「誰と食事をしたか」「おいしいと感じたか」によって、栄養素の吸収率が違ってくるのも、ウソのような本当の話です。胃は、みなさんのストレスを直に受け止めてくれているのです。胃腸への負担を避けるため、オフィスでは遠いコピー機にコピーをとりに行ったり、何かのついでにストレッチをしたりして、同じ姿勢をずっとしないことも心がけましょう。これだけで、胃を長時間圧迫しないようになります。また、胃のコンディションを悪くする冷たいものを控えるのも効果的です。これらのことを意識して続ければ、確実に胃のコンディションはよくなり、栄養の吸収率は上がります。