穀類に注意!

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。血糖値に一番大きな影響を与えるのが、食事です。なかでも、「糖尿病予備群」の段階から気をつけたいのが、糖質が多い主食の穀類です。食後の血糖上昇を緩やかにする穀類の食べ方のコツは、「できるだけ精白されていないもの」を選ぶことです。つまり、全粒のまま(色づいたまま)食べるのが理想です。白米よりは玄米や七分づきや五分づきのお米、胚芽米、麦飯、あるいは白米に胚芽や麦、雑穀などを混ぜるようにします。パンなら胚芽やライ麦、全粒粉パンなどにすると、食べたあとの血糖値が上がり過ぎず、インスリンの分泌量を少なく抑えられます。血糖の上昇を緩やかにし、インスリンの分泌を抑える食べ方として「低インスリンダイエット」「低糖質ダイエット」があります。これは医学的には一定期間、目的意識をもって医師の指導下で行えば、ある程度の効果が期待できるダイエット法だといえるでしょう。これらの指標となるのが「グリセミック・インデックス(GI値)」です。つまり糖指数です。食後の血糖値の上昇程度をあらわしますが、精白されていない穀類は、精白したものと比べてGI値は低めです。麺類なら、うどん、スパゲティ、そばの順でGI値は低くなり、シリアルなら普通のコーンフレークより玄米や小麦外皮のフレークやオートミールが、GI値が低めの食品になります。