お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。日本人の急激な肥満人口・メタボ人口増加の背景には、食環境や社会環境の急激な変化があります。戦後、欧米型の高脂肪・高カロリーの食事が入ってきて、日本の食卓は様変わりしました。それまでの日本人の食習慣がくずれたのですから、体にとってみれば大事件です。もともともっていた「日本人としての体質」が、この飽食の時代に対応しきれていないのが現状です。たとえば、欧米型の高カロリーの食事でとるエネルギーを体内で使うためには、たくさんのインスリンが必要です。インスリンといえば、食事からとったブドウ糖の利用に欠かせないホルモンのことです。ところが、農耕民族として伝統的にヘルシーな「和食」を食べてきた日本人は、今のように大量のインスリンを使う必要がありませんでした。だから、食生活が変わって、急にたくさん必要になっても、体がまだ対応できておらず、肥満やメタボに直結してしまうのです。
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