副交感神経優位の人

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。一年中、副交感神経が優位という人もいます。7人に1人といわれています。次のような特徴があります。・他の人が慌てたり、焦ったり、緊張するような場面でも、あまり慌てたり、焦ったり、緊張しない。ものごとに動じない。・せかせかしていない。のんびり、おっとりしている。・まわりをあまり気にせず、どちらかというとマイペース。わが道を行くタイプ。・親から「あなたの小さい頃は、おとなしくて落ち着いていて、手がかからなかった」と言われた。補足ですが、(あくまで巷でいわれている)血液型の性格イメージでいえば、「B型・O型的な人」は、副交感神経優位な人が多いようです。逆に、「A型・AB型的な人」は、交感神経優位な人が多いといえそうです。副交感神経優位の人は、交感神経優位の人が多い今の時代、貴重な存在です。しかし、このタイプの人は、意識して交感神経を上げないと、バランスに問題があることには変わりありません。ではどうすればいいか。「自分自身に、計算されたプレッシャーをかけること」をおススメします。たとえば、今まで特に時間を意識せずにしていた仕事に、一つひとつ「締め切り」を設定してみる。のんびりやってもクリアできる締め切りではなく、クオリティは落とさずに効率よく仕上げるために「少し急げばクリアできる」といった締め切りにするのがポイントです。企画書を1週間後に提出しなくてはならない場合、1週間まるまる使って仕上げるのではなく、自分の中で締め切りを「4日後」に設定し、仕上げる。これにより交感神経が上がります。2日間見直す時間ができるので、仕事の質も上がる効果も期待できます。休日も、これまで「午後は本でも読んで、夕方に買い物に行こうかな」といったスタイルだったとしたら、「4時までにこの本を読んで、5時には買い物から帰ってこよう」といったふうにすると、交感神経が程よく上がってくるでしょう。ほかにも、適度に運動をしたり、肉を意識して摂るよにすると効果的です。といっても、せかせかと無理に焦るように仕向けるのでは本末転倒です。そうならないような「計算」をしたうえで、自分にプレッシャーをかけてみてください。