寝つきが良くなる2つの方法

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。夜、ベッドに入ってもなかなか眠れない…原因は、副交感神経が睡眠に適した状態まで上がっておらず、まだ交感神経が優位で、心身が緊張していることです。解決するために、2つのアプローチから考えましょう。まず、「不安」を取り除きます。心配事があるとき、私たちはリラックスできません。不安は交感神経を上げるからです。だからこれを除きます。たとえば、明日はいつもより1時間早く起きなければいけないとしたら、目覚まし時計は念を入れて3つセットしておきます。心のどこかに「寝坊したらどうしよう」というのがあると、リラックスできず、眠れても浅いものになりがちです。明日の仕事で心配事があって眠れない場合は、いっそのこと「10分だけ考えよう」と時間を決めて、何が心配か、何をすれば良いかを書き出しましょう。気持ちがすっきりすれば、リラックスしやすくなります。人間関係のストレスも同じです「あの人に言われた一言」がひっかかって眠りにさし障ることは、よくあります。こういうときも、「自分に落ち度があったならどう改めるか。ないなら、なぜ気になるのか。自分にできることは何で、自分にコントロールできないことは何か。できないことなら考えても仕方ない。できることをしっかりやっていこう」などモヤモヤを整理して紙に書き出してしまいましょう。2つめのアプローチとして効果的なのが、「眠る環境を整えること」です。特に、アロマはおススメです。心地よいアロマオイルの香りは自律神経を刺激して、リラックス効果をもたらしてくれます。一口にアロマオイルといっても、香りと効能はアロマオイルを生成している成分によって異なります。たとえば、「イランイラン」と「ローズマリー」。どちらも人気ですが、イランイランは甘くてまったりとした香りなのに対し、ローズマリーは刺激的でフレッシュな香りが特徴です。ローズマリーは、集中力を高めたいときに活用されるアロマで、学習塾などでも、教室にローズマリーの香りを漂わせているところがあります。寝つきが悪いときにローズマリーを選んでしまうと、さらに交感神経を際立たせることになり逆効果です。それぞれの効能をしっかり確認することが大事です。