お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。「顔色悪いね」と言われて、「自分では気になってなかったけど」と思いながら鏡をみたらたしかに良くなった、ということはありませんか?こういうとき、「少し休めばすぐ戻るだろう」と安易に考えるのは危険です。顔色が悪いのは、体内の血流が悪くなっていて「血液の質」そのものが低下しているサインです。身体的に見た「健康」とはどういう状態でしょう?「質の良い血液が、全身の隅々まで、一つひとつの細胞にまで流れている状態」とも言えます。この状態をいかに自分のものにし、長くキープするか、それが大事です。この状態であれば、まず体が良い状態になります。体が良ければ心も良い状態で安定します。「健全な心は健全な肉体に宿る」といいますが、その通りです。心身ともに良い状態で安定していると、表情、話し方、姿勢、立ち居振る舞いも整ってきて、人にも良い印象を与えます。これこそが、私たちが目指すべき、広い意味の健康と言えるでしょう。血流の良し悪しをコントロールしているのは、自律神経です。自律神経が安定していれば、体の隅々まで「質の良い血液」が十分に行き渡るため、肝臓をはじめ臓器も十分に働き、疲労も回復しやすくなり、顔色や姿勢も良い状態になります。体の調子が良いと、心の状態も安定してきます。血液を顕微鏡で見てみると、自律神経のバランスがいいか悪いかは一目瞭然です。バランスの悪い人の血液は、本来ならば丸くきれいな形をしているはずの赤血球が、変形したりくっついています。ひどくなると完全に壊れてしまっているものもあります。壊れた赤血球では酸素を運ぶことができないし、壊れていなくともくっついていたのでは、細かい末梢血管の細胞内を通ることができません。バランスが乱れた人は、体の隅々まで酸素を運べない血液になっているのです。逆に、自律神経のバランスをより高いレベルで安定させて、質のいいきれいな血液を体の隅々まで行き渡らせることができれば、体のあらゆる機能が向上して、いきいきと若々しく、冴えた毎日を送ることができるのです。
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