メタボが気になる40歳代

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。30歳を越えたあたりから筋肉は減少していきます。とはいえ、まだ多くの筋肉が残っているため、40歳代の筋肉の減少は割合としては穏やかです。「以前よりも少し疲れやすくはなったけれど、まだまだ体力には自信がある」という方も多いに違いありません。でも、体型についてはいかがでしょうか。「メタボ」は健康寿命を短くする1つの大きな原因です。「太り過ぎ」はとくに30~40歳代の方によく見られる問題です。メタボ対策として有効なのが、筋肉を鍛えて基礎代謝を上げることです。「お腹まわりの体脂肪が気になる」という方は、まず、糖質(炭水化物)と脂質の摂取量をバランスよく減らすように食事に気をつけるとともに、トレーニングにも積極的に取り組んでほしいものです。40歳代はまだまだ体を動かせる年代で、トレーニングをすると、効果がはっきり現れます。「学生時代は運動をしていたけれど最近は体を動かしていない」という方は、20歳代の自分を取り戻すのも決して無理なことではありませんし、運動経験のない方は、どんどん筋肉が強くなる(太くなる)ポテンシャルを秘めています。たとえ40歳代でもしっかりとトレーニングや体のメンテナンスをすれば、体力面でも若い選手と互角に渡り合えるということは、プロ野球などのスポーツの世界でも実証されています。この年代は、ゴルフやテニスなど、趣味としてのスポーツを楽しんでいる方も多いでしょう。どんな運動でも、体を動かすことは健康面でプラスに働くので、「しばらく運動をしていない」という方は昔やっていたスポーツを少しずつ再開してみてはどうでしょうか。ちなみに「競技力を上達させたい」という場合は、下半身だけでなく、体幹のメンテナンスも行いましょう。体幹を強く、柔軟に使うことができれば、パフォーマンスはアップします。また、将来の健康に備えて、ベースづくりをしておきたいのも、この年代です。変形性関節症などの関節の疾患は、一度患うと、簡単にはもとの状態に戻せません。十分に体を動かせるときに筋肉を鍛えて、関節をサポートする能力を高めておきましょう。