お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。亜鉛は、肉体的、精神的にストレスがかかるとどんどん不足していくので、疲れた人は積極的に補給する必要があります。亜鉛の1日の推奨量は、男性が10㎎、女性が8㎎です。生ガキなら、むき身2個(25g)で、亜鉛が3.3㎎とれます。では、ストレスが増えるとなぜ亜鉛が足りなくなるのでしょう。私たちのお体はストレスにさらされていると、肝臓や腎臓などで「ストレスたんぱく」の合成が高まります。ストレスたんぱくとは、メタロチオネインといって「金属たんぱく質」とも呼ばれるものです。亜鉛の体内貯蔵に関与するたんぱく質で、鉛、水銀といった有害ミネラルの解毒作用もあります。このメタロチオネインの合成に亜鉛が必要なのです。強いストレスがかかっていたり、ストレスが長期にわたって蓄積していたりすると、慢性的に亜鉛が不足しやすくなり、亜鉛の不足が続けば、体の組織に影響が出て、疲労感がなかなか抜けにくくなってしまいます。亜鉛の補給には生ガキが最適ですが、生ガキは苦手だという方は、アサリ、玄米、牛肉、ウナギ、納豆、木綿豆腐、アーモンド、パルメザンチーズ、タラコなどを活用してみてください。
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