夕食後のおせんべいが眠りを妨げる

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。夜ぐっすり眠るためには、夕食は寝る3時間前には済ませ、そのあとはできるだけ飲食しないのがベストです。しかし、そうはいっても、夕食後のくつろぎタイムになると、ちょっとおせんべいでもつまみたくなるでしょう。特にかた焼きしょうゆせんべいは、甘味がないし、油も使われていないものが多いことからカロリーは高くないだろうと思っている人がいます。そして、寝る少し前まで、2枚、3枚と平気で食べている人もいるようです。実はかた焼きしょうゆせんべいのカロリーはそれほど低くありません。1枚(23g)で85kcal、3枚食べればごはん1杯分(150g)のカロリーに匹敵します。さらに、夕食後のおせんべいにはもう一つ大きな問題があります。塩分過剰摂取の可能性が高くなるのです。かた焼きしょうゆせんべい1枚の塩分は0.5gあり、5枚も食べれば1食当たりの塩分量になってしまうのです。塩分の摂り過ぎは、睡眠の妨げにもなってしまいます。夕食後に塩分をたくさん摂ると、本来、昼間の活動時間に活発になるべき交感神経が、安静時や寝ている間に活発になるべき副交感神経の働きを上回ってしまいます。交感神経が優位になると、あと少しで寝る時間帯であるにもかかわらず、人は興奮状態になり、イライラ感、不安感などが現れて、眠れなくなったり、眠りが浅くなったりしてしまうのです。

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コメント: 1
  • #1

    kamata (月曜日, 08 2月 2016 22:06)

    お読みいただきありがとうございます。
    毎朝の快便に繋がる豆、野菜、食物繊維をお薦めします。
    岩田です。