あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。風の整体院 岩田です。
一般的に生後数ヶ月の赤ちゃんは、1日の3分の2は眠っています。なぜこんなにも多くの時間を睡眠に費やしているのでしょうか?実は、赤ちゃんの眠りの多くが、夢を見ながら眠る、大人でいうところのレム睡眠の原型となる動睡眠といわれる状態です。動睡眠は体は寝ているが脳は起きている状態の睡眠で、この状態のときに脳は情報を整理し記憶します。そのため新しい経験ばかりで情報量の多い赤ちゃんは情報の整理に時間がかかるのです。したがって赤ちゃんは必然的に睡眠時間が長くなるのです。もう1つの理由として成長ホルモンが大きく関わっていると考えられます。成長ホルモンにはその名の通り、細胞の修復や骨や筋肉を成長させる働きがあります。この成長ホルモンが分泌されるのが睡眠時なのです。赤ちゃんは生後3ヶ月でこの成長ホルモンの分泌が始まり、4~5歳時に分泌量が最も多くなるといわれています。赤ちゃんは成長するために多くの時間寝ている、といっても過言ではないのです。この2つの理由から、赤ちゃんはよく眠るのだと考えられています。
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