こんにちは、風の整体院 岩田です。こたつに入ったまま眠ってしまい、気づいたときには風邪をひいていた、という人も多いのではないでしょうか。これには理由があります。自律神経が働いて体温が下がってしまうのです。こたつに入ると下半身は温まりますが、上半身はそれほど温まりません。足は外部からの刺激を受けやすく、脳に「温かい」という情報が伝わります。すると脳は、体全体が温まっていると勘違いして、自律神経を通して体温を下げるよう命令を出すのです。つまり、汗をかくなどして体温を放出するよう命じるのです。ところが実際、上半身は寒い環境にあります。そんな状態で体温を放出すればどうなるかは目に見えています。また、風邪をひいて発熱する場合、夕方から夜にかけて体温が上がることが多いです。実は人体は発熱しやすい時間帯が決まっています。ウィルス感染による発熱は14~22時、細菌性の発熱だと5~12時に発熱しやすいのです。これは、体の中の免疫系が活発に作用する時間帯と関係しています。ウィルスと細菌それぞれに対する防御機構の活動時間帯が異なるために、熱が出る時間にも差が出てくるのです。
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