モヤシの先端はなぜ曲がっているのか?

こんにちは、風の整体院 岩田です。モヤシは豆類などの種子を暗所で発芽させたものですが、ひょろりと長く、その先端は釣り針のように曲がって下を向き、最先端に小さな葉をつけています。どうして先が曲がっているのでしょうか?モヤシは光が当たらない暗所で栽培されています。豆類などの種子を水にひたし、光を当てずに発芽させます。このように、モヤシは種子を土の中に埋めずに育てられていますが、土の中に種子を埋め、そして発芽したものもモヤシと同じように、その先端が釣り針のように曲がっています。土の中で発芽した種子は茎を伸ばし、光の当たる地上へ出ようとします。その先端が曲がっているのは、曲げることで茎の力を強くして、その曲がった部分を使って土を押しのけて上に伸びるためであり、葉のつけ根にある芽を守るためでもあります。土の中は暗闇です。暗所で栽培されるモヤシは、暗闇の土の中で発芽する種子と同じ姿で育ちます。だから先端は釣り針のように曲がっているのです。