こんにちは、風の整体院 岩田です。スーパーなどで売られている皮つきのトウモロコシの先端からは、毛がたくさんのぞいています。あの毛は何のためにあるのでしょうか?皮をとると、毛はそれぞれトウモロコシの粒につながっていることがわかります。あの毛は絹糸と呼ばれており、もともとはメシベの一部だったものです。トウモロコシは雄花と雌花が別々の雌雄異花の植物です。茎の先端に雄花をつけ、茎の中間に雌花をつけます。雌花から長いメシベが出てきて、花粉をキャッチします。そのメシベが、あの毛のもとなのです。受粉したメシベの根元に、トウモロコシの粒ができます。一本のメシベに一粒ずつついているので、毛が多いものほど粒も多いということになります。
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