こんにちは、風の整体院 岩田です。野菜には緑黄色野菜と淡色野菜という分け方があります。緑黄色野菜を文字通り解釈すれば、緑色や黄色の野菜ということになりますが、キュウリは緑色をしているのに緑黄色野菜には含まれていないのです。その理由は、緑黄色野菜・淡色野菜が見た目の色で区別されているのではないからです。可食部100gあたり、カロテンという成分を600マイクログラム以上含んでいる野菜が緑黄色野菜とされているのです。その代表的なものはカボチャ、ニンジン、コマツナ、ホウレンソウ、ニラ、シュンギク、ブロッコリーなどです。また、カロテン含有量が基準に満たないものでも、カロテン以外の栄養素を豊富に含んでいるものは緑黄色野菜とされています。トマト、ピーマン、グリーンアスパラガスなどがそうなのです。キュウリのカロテン含有量は330マイクログラムで、基準以下です。それにほかの栄養素もあまり含んでいないので、キュウリは緑黄色野菜に入れられていないのです。
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