こんにちは、風の整体院 岩田です。人間の体には約650個の筋肉があり、構造の違いによって、骨格筋、心筋、平滑筋の3つに大別することができます。骨格筋は骨を支え、動かしている筋肉で、体重の約半分を占めています。心筋は心臓の筋肉、平滑筋は胃腸などの内臓の筋肉、血管の壁の筋肉などで内臓筋とも呼ばれています。肘の関節を強く曲げると、筋肉が縮んで力こぶができ、関節を伸ばすと、筋肉が伸びます。このように筋肉は縮んだり、伸びたりすることができます。しかし、筋肉は自分から伸びることができません。筋肉は自分からは縮むことしかできないのです。筋肉が伸びるのは、別の部分の筋肉が縮んだ反動によるのです。肘の関節を曲げて力こぶをつくると、その筋肉と対になっている後ろ側の筋肉が伸びており、関節を伸ばすときには、後ろ側の筋肉が縮んで、力こぶ側の筋肉が伸びるというわけなのです。
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