こんにちは、風の整体院 岩田です。醤油は原料とつくり方によって、「濃口」「薄口」「たまり」「再仕込み」「白」の5種類に分類されています。そのなかでもっとも一般的な「濃口」は、いったい何が濃いのでしょうか?味が濃いから濃口と思っている方も多いと思いますが、「濃口」は味の濃さを表したものではありません。同様に「薄口」も味が薄いという意味ではありません。「濃口」「薄口」は味ではなく、醤油の色の濃さ、つまり見た目の違いを表しているのです。「濃口」と「薄口」では、「濃口」のほうが塩分が多いように思われますが、実際は逆です。「薄口」は麹を仕込む際に、「濃口」よりも濃度の高い食塩水を用い、味をまろやかにするために、甘酒が加えられています。また、塩分量を増やすことで色を薄くしているので、塩分が「濃口」より多いのです。
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