コーヒーで長寿ホルモンが増える。

こんにちは、風の整体院 岩田です。人の体には長寿ホルモンと呼ばれる成分が存在しています。これをアディポネクチンといいます。アディポネクチンは生活習慣病のリスクの指標として新たに注目されているホルモンです。アディポネクチンが正常に分泌されていると、インスリンを介さずとも糖の取り込みを増やしてくれます。つまり、糖尿病の予防にはアディポネクチンの正常な分泌も重要となってきます。また、アディポネクチンには血管保護作用もあるので、動脈硬化などの抑制にも効果が期待されています。アディポネクチンは分子構造が複雑で人工的につくるのは難しいのが現状です。つまり、注射やサプリメントで直接体に投与することはできず、増やすには、食事から補うしかないのです。日本人労働者を対象にした研究ではコーヒーの摂取量の多い人は、アディポネクチンの分泌量も多いということが明らかになっています。