こんにちは、風の整体院 岩田です。ふつうの歯の脇や後ろなどに、重なるように生えた歯を八重歯といいます。犬歯が八重歯になることが多く、また、男性より女性のほうが多いですが、そのわけは歯の成長の仕方に関係があります。5~6歳になると、乳歯が抜けて永久歯が生えてきますが、犬歯はほかの歯より遅く、両脇の歯にはさまれた状態で生えてきます。そこで隣の歯にぶつかってはじき出されます。これが八重歯なのです。永久歯は女性のほうがわずかに早く生えます。ところが、若い年齢では顎の骨がまだ小さいので、早く生える分だけ、歯と歯、とりわけ犬歯とその隣りの歯との衝突が起こる割合も高くなり、したがって八重歯は女性のほうに多く生じることになるのです。
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