風呂で指にしわができるワケ

こんにちは、風の整体院 岩田です。風呂に長く入っていたり、プールなどで泳いでいると、体のほかの部分はほとんど変化が見られないのに、指先だけがなぜかしわしわになります。皮膚は表皮、真皮、皮下組織から構成されています。その表皮はいくつかの細胞の層からつくられており、1番下の基底層で新しい細胞がつくられ、上へと移動し、表層に移動すると、細胞の内部に角質(ケラチンという硬タンパク質)がたまり角質層となります。風呂に長く入っていると指先がしわしわになるのは、指先の角質層が水分を吸収してふやけたからです。指の皮膚の角質層は、ほかの場所に比べて数倍の層をなしており、水分を吸収しやすいのです。