こんにちは、風の整体院 岩田です。食べ物には、それがおいしく味わえる食べごろの温度があります。たとえば味噌汁はふつう温かくしてたべます。味噌汁がもっともおいしく味わえる温度は60~70℃といわれています。味噌汁の味を構成している主要な成分は塩分(塩味)と、グルタミン酸などのうま味です。塩味に対する人間の味の感覚は温度の変化の影響をあまり受けません。温度が高くても低くても、塩味は同じくらい感じます。一方、うま味のほうは温度に左右されやすく、味の感覚は体温くらいの温度のときがもっともよく感じ、温度が下がっていくにつれて感じ方が弱くなるのです。味噌汁が冷えると、うま味が弱くなってしまい、塩味はそのままなので、まずく感じられるのです。
コメントをお書きください