しゃっくりの正体

こんにちは、風の整体院 岩田です。しゃっくりの正体は胸腔と腹腔をへだてる膜状の筋肉である横隔膜の痙攣です。横隔膜は、自分だけでは動けない肺を呼吸筋と共同で動かしています。横隔膜の一連の呼吸運動のうち、どこかで異常が生じるとしゃっくりが起こります。「ヒック!」というあの独特の音は、横隔膜が突発的に収縮して肺の中に急激に空気が流れ込み、その途中で声帯のすき間にある声門が閉じることで発生します。神経の反射によって起こるため、自分の意思だけで止めることは難しいのです。