2017年1月ブログ
2017年
1月
31日
火
糖化を進める「白い炭水化物」
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。食品には、食べてすぐに血糖値が急上昇するものと、ゆるやかに上がるものがあります。その速度は、GI値(グリセミック指数)で表されます。目安になるGI値は「60」で、これ以上だと血糖値を急激に上げて肥満や糖化を進めやすい食品です。多くの炭水化物と砂糖は60を超えます。魚介類、肉、野菜は40以下です。日本は糖尿病人口が1割強もあり、世界6位の糖尿病大国です。予備軍を含めると、5人に1人が高血糖です。日本人の主食である白米をはじめ、うどん、パンなどの「白い炭水化物」、砂糖を使ったスイーツはGI値が高く、玄米や緑黄色野菜、果物は低い数値です。すべてとは言いませんが、白米が日本人の血糖値を上げる一因になっていると考えずにはいられません。また、食パンはGI値が90台ですから、毎朝のパン食は改める必要があります。洋食のフルコースにおけるパンの位置づけは、つけ合わせであり、欧米では主食の概念は希薄です。
2017年
1月
30日
月
「焼く」「揚げる」より「ゆでる」「蒸す」
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。AGEs(終末糖化産物)の量は、調理の方法によって違ってきます。油を使って高温で加熱した揚げ物、炒め物は、AGEsの値が高くなっています。AGEs値が高いか低いかは、コゲ目、焼き色の強弱を目安にします。魚は焼き魚より煮魚や刺身で食べる。肉は、ステーキよりしゃぶしゃぶにする。こうした食べ方の工夫をするだけで、AGEsの心配は減少します。体の酸化・糖化のもとであるAGEsは、食べ物からも体内にとり込まれます。コゲ目がついたり、焼き色がついたりしている食べ物、つまりメイラード反応を起こしている食品から、AGEsが血中にとり込まれて蓄積していきます。メイラード反応が関わる食品でも、みそ、しょうゆ、コーヒーは、AGEsの害に勝つ有用な抗酸化物質が含まれていると考えられています。これらについては、心配ないと思って大丈夫です。清涼飲料水、炭酸飲料、菓子、缶詰など各種加工食品に使われているトウモロコシ由来のフルクトースコーンシロップ(ブドウ糖果糖液糖)は、体内の糖化を進め、きわめて有害です。
2017年
1月
29日
日
「糖化」という老化
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。老化のスピードは「糖化」でも早まります。細胞、ホルモン、コラーゲンなど体の構造や機能に関わる物質の多くは、タンパク質でできています。糖質をとりすぎると、血液中にあふれた糖が血管からしみ出して、これらのタンパク質にくっつきます。このとき、タンパク質が「メイラード反応(褐変反応)」というコゲつきを起こして、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる物質に変わります。AGEsは細胞や器官の老化を早め、それぞれの機能低下を誘い、病気を発症させます。活性酸素を増やす原因にもなり、酸化と糖化の「老いの相乗効果」によって体はどんどん老化していきます。AGEsが引き起こす代表的な病気が、糖尿病です。糖尿病はさまざまな病気を重複して誘発し、その結果、死亡するリスクが健康な人の2倍弱と高くなります。脳卒中や心筋梗塞などの血管系の病気による死亡率に限れば、2倍強にものぼります。厚生労働省が行なった約10万人の調査では、糖尿病の人はそうでない人に比べて、ガンになるリスクが男性で1.3倍弱、女性は1.2倍強と報告されています。
2017年
1月
27日
金
野菜を食べて「体内の毒素」を消す
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。病気を引き起こす導火線となるのは「活性酸素」という体内毒素です。体は、食事でとり込んだ糖質(炭水化物)や脂質に、呼吸でとり入れた酸素を反応させて活動源になるエネルギーをつくります。この燃焼過程で、酸素の数パーセントが活性酸素に変わり、体の「酸化」が起こります。酸化とは、いわば「サビ」のことですから、サビついた細胞や器官がうまく機能しなくなって、ガンなどが引き起こされます。病気の大半は、活性酸素が関わっていると考えられています。活性酸素は、暴飲暴食などの生活習慣、食品添加物や大気汚染などの生活環境からも生まれます。生きている限り、活性酸素の発生は避けられません。しかし体は、活性酸素を無毒化して消してしまうSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という「消去酵素」を持っています。消去酵素は加齢にともなっていちじるしく減少していきますが、野菜や果物に豊富な抗酸化物質が消去酵素の不足を補ってくれます。野菜も果物もジュースにすれば手軽に、大量にとることができます。
2017年
1月
26日
木
「若返りシステム」を目覚めさせる食事
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。理想の食事は、なんと言っても「和食」です。ごはんを主食に「一汁三菜」を基本の食卓にします。一汁は、みそ汁です。三菜は、魚・肉・卵や豆腐などの主菜に、野菜・きのこ・海藻・納豆・じゃこ類などの副菜2皿です。これは、炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維の6大栄養素がバランスよく、しっかりとれる食事なのです。ただし、朝・昼・夕、主食と主菜の量のバランスを変えます。摂取カロリーの7割は、基礎代謝で消費されます。残りは、仕事や運動などの活動で2割、栄養の消化・吸収に1割程度、消費します。食事中、体が熱くなったり、汗をかいたりしますが、胃腸や肝臓などの内臓が活動して熱を生むからです。この働きをDIT(食事誘導性体熱産生)と言います。これは「体が若くなる仕組み」でもあります。DITは朝がもっとも高く、時間が経つにつれて低下します。適切な朝食をとって、この若返りシステムを目覚めさせたいものです。
2017年
1月
23日
月
「やせる時間帯」「太る時間帯」を知っておく
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。同じ食べ物を同じ量だけ食べても、「食べた時間」によって体への作用が変わってきます。胃や腸などの消化器の働きは、体内時計によって1日のなかで変化するからです。そのリズムは、「日内変動」と呼ばれています。午前中、体は食べ物を消化する準備が整っていません。ボリュームのある朝食だと、本来、排泄に使われるエネルギーが消化に回ってしまい、胃や腸に負担をかけてしまいます。したがって朝食はあっさりと軽めというのが大原則です。消化能力が高まる午後は、いわば「やせる時間帯」です。通常、1日のなかでもっとも体が活発になりますから、栄養豊富な食事をしっかりとって、エネルギーを補充します。反対に、夜は「太る時間帯」です。体が栄養素やカロリーを吸収しようとします。通常、夕食が3食のうちで一番ボリュームのある食事になりますが、体は取り込んだ栄養素やカロリーを十分に消費せずに体脂肪に換えてため込みます。だから、夕食はむしろ少なめにしたほうがいいのです。
2017年
1月
22日
日
空腹でない限り、食べない
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。前夜、遅い時間に食事をとって胃がもたれている状態で、時間だからといって無理に朝食をとると、胃をはじめとする内臓器官にむしろ負担をかけてしまいます。昼食も夕食もまた、空腹かどうかで、とる時間、量を決めます。空腹でないときは極力、ジュースなど軽いもので済ませます。もっとも大事なのは、夕食の時間です。食事をとる場合は、軽食であっても寝る3時間前までに終えるようにします。「空腹感」と言うと健康を害するように思われますが、じつは逆に健康上とても重要な要素なのです。たとえば、「細胞の断食」という実験があります。細胞に栄養を与えないでおくと、細胞自体が細胞内の古くなった酵素や必要がなくなったタンパク質などを消化してしまいます。これをオートファージ―(自食)と言います。いわゆる、細胞内のそうじ、デトックス(解毒・有害物質の除去)です。その意味で、細胞の集合体である体も、空腹の時間をつくることが大切なのです。食事をとるかとらないかは、自分の体の声に耳を澄ましてから決めましょう。
2017年
1月
21日
土
50代の肥満は「病気」と考える
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。若いころの肥満は、皮下の脂肪細胞に体脂肪がたまる「皮下脂肪型肥満」です。一方、中年以降の肥満は、肥大化した脂肪細胞が内蔵周りに増えることから「内臓脂肪型肥満」と呼ばれます。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2014年)によると肥満の割合は、50代男性が3割強でもっとも高く、50代女性は2割強です。内臓脂肪型肥満は、血管系の病気を引き起こしやすく、脳卒中や脳血管性認知症の発症リスクを高めます。つまり、「寝たきり」になるリスクが高まるのです。さらには、免疫力低下で起こる「ガン」も肥満に関連していることもわかってきています。他方、肥満でも意識的に抗酸化物質をたっぷりとっている人では、発ガン率は低いというデータもあります。したがって肥満が絶対悪ということではありませんが、放っておけば、ガン、糖尿病、その他の健康障害を引き起こす1つの要因となります。やはり肥満は、軽視できない問題です。肥満を予防・解消することで老化の速度が抑えられれば、自然と免疫力の低下も防ぐことができるのです。
2017年
1月
20日
金
ミラクル若返りホルモン「DHEA」
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。女性ホルモンも男性ホルモンも、いわば「体内の潤滑油」として、心身のバランスをとる役割を担っています。この両方の分泌に欠かせないのが「ミラクル若返りホルモン」と呼ばれるDHEAです。DHEAは、50種類以上ものホルモンの源になるマザーホルモンです。近年の研究で、DHEAが成長ホルモンと同じようなアンチエイジング効果を持ち、老化速度を抑える働きがあることがわかってきています。健康長寿の人は共通して、DHEAの血中濃度が高いのです。ところが、このミラクル若返りホルモンもストレスには弱く、慢性的なストレスがかかっていると分泌量が低下してしまいます。DHEAは、ストレスホルモンと同じコレステロールを材料にしてつくられているからです。心身の不快を抱える方には、医師の指導の下でサプリメントによる補充が可能です。DHEAの摂取は、朝に行うと効果的です。DHEAは、体づくり・心づくりの鍵を握るホルモンです。50歳からのアンチエイジングに必須のホルモンと言えるでしょう。専門医で自分のDHEAレベルを調べてもらうこともできます。
2017年
1月
19日
木
「憂鬱な50代」はホルモンバランスが原因
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。体の老化は40歳前後から始まります。男女ともに心にも変調が起こるようになります。その原因は、加齢にともなって男性ホルモン(テストステロン)、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減り、その影響が心身に反映されるからです。男性ホルモンは、筋肉をつくることに大きな関わりがあります。男性ホルモンの分泌が低下すると、運動をしても疲れるだけで、筋肉がつくられにくくなります。男性ホルモンの分泌が減ると、行動意欲が減退します。外出を好まなくなったり、人づき合いを避けたりするようになります。ほかにも、ささいなことが気になったり、落ち込みがちになったり、最近のことを記憶にとどめておく力が低下したりなどの症状が現れます。女性にも男性の1割前後の量の男性ホルモンの分泌があり、そこから女性ホルモンがつくられます。閉経後の女性の体は、脂肪細胞からつくられる男性ホルモン(テストステロン)を原料として、最低限の女性ホルモン(エストロゲン)が分泌されていることが望ましいのですが、肝心の男性ホルモンの分泌が減ってしまうため、さまざまな心身の不快症状が現れるのです。
2017年
1月
16日
月
自分の体の現実を受け止める
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。年齢は、誰もが等しく重ねていきます。50代からは、体のさまざまな機能が衰え、老化が目に見えて進む時期です。まずは、この現実を受け止めなければなりません。そのうえでまず、自分の体にきちんと注意を払うかどうかで、50代からの若さと健康は大きな差がつきます。自分の体に注意を払わないでいると、「加齢時計」の針はスピードを上げてどんどん進み、「歳相応の見た目」を追い越し、その差は開くばかりです。自分の体に関心を向け、「見た目の若さ」を保つための習慣をつければつけるほど、加齢時計はゆっくりと時を刻んでいきます。こうした体のケア次第で「若く見える人」と「老けて見える人」に分かれていくのです。見た目の若さを保つための習慣をつけるといっても、けっして特別なトレーニングをする必要はありません。日常のなかで「簡単にできる体のケア」を習慣化するだけで、加齢時計の針は実年齢に戻ります。それどころか、針を少し逆向きに進ませてぐんと若返ることも、けっして夢ではありません。
2017年
1月
14日
土
スイーツで筋力がアップする?
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。筋肉の材料となるのはタンパク質です。筋肉を効率よく増やすには、運動後30分以内に、タンパク質と糖質を一緒にとってください。タンパク質だけより、糖質を一緒にとるほうが、筋肉が約2倍もアップすることが分かっています。糖質をとると、すい臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。インスリンには血液中の糖を細胞に誘導する働きがあり、運動後は疲労した筋肉に糖が取り込まれやすい状態になります。このとき、糖と一緒にタンパク質も筋肉に取り込まれ、筋肉がアップするのです。血糖値を上げたくない人は、昼食や夕食前に筋トレをすれば、食事の糖質が代わりとなります。筋肉量を増やすには、トレーニングで筋肉に負荷(ストレス)をかける必要があります。効率よく鍛えるコツは、トレーニングを「10回ギリギリできるくらいの負荷をかけて、10回やりきる」ことです。正しい方法でトレーニングすると、筋肉は一時的に太くなります。筋トレの前後で太さを測り、腕なら1cm前後、太ももなら1.5~2cmくらい太くなっていればOKです。
2017年
1月
13日
金
16時~20時までは塩からいものをたべてもOK
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。夕方から、BML1という脂肪を蓄えるタンパク質が増え始めますが、その後は何も食べないことをすすめているわけではありません。16時以降は、「塩分を吸収しにくい」時間になります。塩分はむくみを引き起こしますので、美容の面からも、もちろん健康面から考えても控えたいものですね。ところが、うどん、チャーハン、オムライス、ピザ、ワインに合うチーズなど、外食メニューを中心に、1食分で塩分の量が3gを超えるものがいたるところにあります。ちなみに、理想とする1日の塩分は7g未満です。そこで、おススメしたいのが「塩からいものは、16時から20時の間に食べる」ことです。この時間帯は塩分を体内に取り込むアルドステロンの働きが低下するため、多少塩分の多い食事をしても大丈夫です。ただし、これがきちんと機能するには、朝日と朝ごはんによって体内時計が乱れていないことが条件です。朝起きたら、朝日をいっぱい浴び、朝ごはんを食べる習慣をつけましょう。
2017年
1月
10日
火
数字を知れば自分の健康が分かる
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。いつでも健康で、スラリと美しい人の基準は「数字」で明確にあらわせます。数字というと難しそうですが、こんなに分かりやすい指標はありません。ぜひ自分の数字が健康なのかそうではないのか、美の基準からどのくらいの位置にいるかを確かめてください。数字が分かれば、自分の健康と美が分かります。まず把握してもらいたいのが「体重」です。あまり知られていない事実ですが、女性の体重は月経にともない毎月1~3㎏変動しています。「えっ!3㎏も!」と驚くかもしれませんが、モデルさんでも、女優さんでも、人間である限り1~3㎏は変動があります。つまり、「今月は3㎏も太ってしまった」と悩むことはあまり意味のないことです。いちばん体重が重くなるなるのは、生理前です。この時期は体が生理に備えて栄養や水分を溜め込もうとするので、どうしても重くなります。この時期に体重を測って「太った!」とショックを受けないようにしてください。一時的なものです。3,4ヶ月を目安に、毎日同じ時間に体重計に乗り、それを記録することをおススメします。「3,4ヶ月って長いな」と思われるかもしれませんが、こうすると毎月の自分の体重変動がどのくらいなのかが分かり、体重計に乗るたびに一喜一憂せずに済むようになります。「生理前だから増えたんだ」「生理が終わったから減ったんだ」と正しく理解できるので、気持ちも楽になります。「自分の体重を知る」とは、自分の変化の幅までも知ることです。こうすると、本当に太った、または病気などでイレギュラーに体重が減ったなども正確に分かります。体重を記録するときに気をつけたいのが、「毎日同じ時間に測る」ことです。男女関係なく、体重は朝と夜で約1㎏変化します。朝の方が夜より体重が軽くなります。朝でも夜でもいいので、時間帯は統一してください。
2017年
1月
09日
月
セルライトの防止はお風呂
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。冷え性の人はカイロを貼ったり、腹巻をしたりして温めることが大事だとよくいわれます。しかし、それは体に熱を与える対処療法にすぎません。冷え性改善のためには、まず体温を生み出す筋肉をつけることが大切です。とはいえ、冷え性が治るまでは、温めることも忘れないでください。というのは、冷えで血流やリンパの流れが悪くなってしまうからです。突然ですが、あなたには「セルライト」がありますか?セルライトは、医学的に定義されたものではありませんが、一般的には「老廃物と皮下脂肪が固まったもの」といわれています。セルライトがある人は、体が冷えている可能性が高いです。自覚がなくても、実は冷え性の人もいるので、セルライトが増えたと思う場合は、注意してください。冷え性と関係するのでスラリとした体型の人でもセルライトはできるのです。むしろ、痩せている方が体が冷えやすいので、注意した方がいいかもしれません。セルライトができやすい部分は人それぞれです。二の腕にできる人もいれば、太ももやおしりにできる人もいます。背中やおなかにできる人もいます。つまり、「普段あまり動かさないところ」にできるのです。体の他の部分と比べて筋肉が動かないので、血のめぐりが悪く冷える部分です。そうした部分に老廃物と皮下脂肪が溜まり、やがてセルライトになるのです。セルライトには、モデルさんでさえもよく悩まされていますが、数%だけセルライトのまったくない女性たちがいます。彼女たちに共通するのは、バレエや新体操を続けていたことです。つまり、筋肉質で体が柔らかいことです。セルライトが皆無の彼女たちは、飛行機や新幹線で移動すると、座りっぱなしということがありません。いつもこまめに立ちあがったりストレッチをしたりして体をほぐしています。つまり、体を柔らかくして全体の循環をよくしているのです。老廃物を固めないためには「めぐり」をよくすることです。そのための第一歩として体を温める習慣を大切にしましょう。「シャワーで済ませずに湯船につかる」「サウナに入る」「マッサージをする」といった習慣を取り入れるだけで冷え切った体は徐々に温まります。
2017年
1月
08日
日
お米は最高の肌をつくる
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。実は、ふくよかな人の方がバーンと水を弾くようなハリがあり、チークなんかなくてもピンク色でツヤツヤしている、まさにプリプリの「赤ちゃん肌」になります。ふくよかな人の肌がきれいなのはなぜでしょうか。化粧品メーカーで基礎研究をしている研究員の方のお話しではズバリ「肌はBMI(体重÷(身長×身長))が高いほどきれいです」と回答しています。これはとても自然なことです。というのも、肌のツヤとハリは、セラミドという保護膜やコラーゲンが生み出しています。それらは「必須脂肪酸」と「良質なタンパク質」がメインです。「必須脂肪酸」とはオイルのことです。つまり、オイルと肉や魚といったタンパク質が美肌のもとです。また、米には「米セラミド」という、人間の肌にあるセラミドと似ている脂質があり、肌を潤します。炭水化物抜きダイエットをすると肌が乾燥するといわれますが、米に入っている脂肪も肌のためには大切です。ある調査では、肌トラブルがある人は脂肪があまりとれておらず、肌に潤いを与えてくれる米も不足しがちなことが見えてきました。良質な脂と炭水化物は、お肌にとって必要です。よく悪者にされる「コレステロール」ですが、これも美肌にとっては重要な「女性ホルモン」の材料です。コレステロールとは、血中の脂肪分のことです。やはり美肌のもとは、「ふくよかである」ことから生まれると言ってもいいのです。かといって、「じゃあ、BMIを上げれば上げるほどいいのね」というわけではありません。やはり、「太ってないけど肌はきれい」を目指したいので、BMIが標準の19から24あれば十分です。美しいプルプルの肌のために、ふくよかな人のいいところをいただきましょう。まず必要なのは「良質な脂肪とタンパク質」です。おススメ食材は、サーモンやアボカドです。
2017年
1月
07日
土
カラフルなものを食べて酸化を防止
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。食事は毎日のことなので「えーっと、タンパク質はこれで、ミネラルが含まれているのは…」なんて、いちいち考えるのは面倒です。だから、みなさんに覚えておいてもらいたいのは、毎回の食事で「5色そろえる」ということです。5色とは、「赤」「黄」「緑」「白」「紫」「黒」「茶」のうちのどれか5色ということです。5色というと「りんごは赤なの、白なの?」といった判断に迷う色も出てくると思いますが、そんなに考える必要はありません。要は「カラフルであるほど栄養バランスが整いやすい」くらいの、ざっくりした目安にするだけです。ちなみにりんごは赤です。カラフルなものを食べると酸化が防げます。いろいろな色をとればとるほど、たくさんの抗酸化物質をとることができます。カラフルな色で、体のサビをとりましょう。特に、皮つきのオーガニック野菜だと皮ごと食べられるのでとれる量は増します。ただ、これらは油に溶けて吸収されるものが多いので、オイルをプラスしないと体に取り込めません。ですから、ノンオイルドレッシングだともったいないです。卵や肉など、脂をふくんでいるものと一緒にとるのもいいでしょう。
2017年
1月
06日
金
たるまない肌になる方法
あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。本八幡 風の整体院 岩田です。歳とともに、いつの間にかできてしまう「たるみ」。たるみは、「むくみ」が放置されたものだということが最近の研究で分かってきました。たるみは、「むくみ」がもとです。たるみになる前の「むくみ」のうちに何とかしましょう。「むくみ」とは、不要な水分が体に溜まっている状態です。本来なら汗や尿として体外に出されるはずの水分が、きちんと出ていないことによります。「むくみ」の原因は、筋肉不足や腎臓機能の低下などいろいろあるのですが、塩分のとりすぎも影響します。ある調査によると約7割の女性がナトリウム(塩分)過多で、約5割がカリウム不足の状態でした。ナトリウムは、水分を抱え込む性質があります。そのため塩分をとりすぎると、むくみが出やすくなります。また、カリウムはその反対で、排尿を促して過剰な塩分を体から出す働きをします。つまり、塩分を少なくしてカリウムをとればいいのです。では、このカリウムはどうやってとればいいのでしょうか。カリウムをたくさん含んでいる食材は「野菜」「いも」「海藻」「フルーツ」です。ポイントは「カリウムは加熱すると失われやすい」ことです。カリウム不足の人の食生活には、ある共通点があります。それは「外食」と「お菓子」が多いことです。外食中心だと、どうしても塩分が多くなります。また、糖質も塩分同様に水分を抱え込む性質があるので、ダブルでむくみを悪化させていることが分かりました。さらにお菓子のほとんどは砂糖と油なので、「ビタミンB1」という糖質をエネルギーに変える栄養素が不足して、体内の糖質が分解できません。こうして、ますます水分が外に排出されないのです。「帰宅時はブーツが脱げない」「マッサージをしたら目に見えてスリムになる」という人は明らかにむくみやすい体質です。なお、生理前は1キロから3キロ分くらいの水分を体が溜め込むので、誰でもむくみやすくなります。